2015年12月5日土曜日

忘・新年会シーズンによくあるシミの対策


12月〜1月は忘年会・新年会に出席する機会が多くなります。
「うっかり服にお酒をこぼしてしまった!」
そんな光景に身に覚えはないでしょうか?

ワイン等、色の濃いお酒のシミは目立ちますが、
無色や淡色のお酒をこぼした場合(特に色の濃い服に)
乾いてしまえば目立たなくなります。
楽しい宴の席。お酒をこぼした事を覚えてない方も多いのでは…。

目立たないからといってそのままクリーニングせずに放置すると
黄ばみやカビ、糖分やアミノ酸を好む虫食いの被害が大きくなります。

そして気になるのはお酒の臭いです。
特に日本酒は臭いが残りやすく、糖分も多いので乾いて時間が経つと
こぼした部分が“ガバガバ・ゴワゴワ”になってしまいます…。

服にお酒をこぼしてしまった時の対処法ですが、
慌てて“おしぼり”で叩いて拭き取る...なんてしていませんか?

おしぼりには消毒のための塩素が含まれています。
それで拭いてしまうと“脱色”の原因になる事もあるので、
必ずハンカチ等で“叩かずに”水気を軽く押さえ取るようにして下さい。
そして出来るだけ早めにクリーニング店へご依頼下さい。

さらに効果的なのは、
【あらかじめ服に市販の撥水スプレーをかける】です。

撥水スプレーにはコーティング作用があります。
防汚効果もあり、うっかりお酒をこぼしてしまっても
クリーニングの時にシミが落としやすくなります。

でも市販の撥水スプレーって意外と値段が高いですよね。
そして市販のものは加工剤の濃度が低い(効果が低い)です。

その点、プロのクリーニング屋さんには【防汚加工】があります。
市販の撥水スプレーを使うのと理論的には同じですが、
加工剤の濃度が高いので、より優れた防汚効果があります。
クリーニングと同時に加工を依頼してしまえば手間もかかりません。

突発的な宴席にお呼ばれ → 市販の撥水スプレーで簡易処置
事前に予定が分かっている宴席 → クリーニング店でしっかり防汚加工


このように使い分けて頂くのが良いと思います。
大切な衣類にシミ…楽しい宴席も台無しになってしまいます。
その「しまった!」を軽減できる防汚加工は大変オススメです。

組合加盟店では各種加工を承っております。
大切な衣類はプロのクリーニング師がいる
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